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PEにシュッ!の代用品。シリコンスプレー4つをインプレ比較!

PEラインコーティングに使用するスプレー4本の比較

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比較した代用候補を含む4つのシリコンスプレー

メーカー商品名溶剤の有無参考価格(100mあたり)持続性速乾性
VARIVASPEにシュッ!320ml石油系溶剤× 840円
AZ 滑るグリーン420ml 無溶剤〇 136円
KURE シリコンスプレー420ml 無溶剤◎ 74円
KURE ドライファストルブ300ml 石油系溶剤△ 230円
溶剤の有無、価格、持続性、速乾性の観点から評価

成分

注意:石油系溶剤は、ラインコーティングを溶かす可能性があるので注意が必要。

PEラインのコーティングには、成分がシリコンのスプレーを使用します。

スプレーは、石油系溶剤が入っているものと、入っていないものに大別されます。

一般的に、石油系溶剤は、「ゴムやプラスチック」が変色等する可能性があるため、使用不可です。

PEラインのコーティングに関しても、ラインの既存コーティングを溶かす可能性があるため、注意が必要です。

一方で、無溶剤タイプは、紙や木材などの様々な素材に使えるため万能です。

これは、溶剤が素材を痛める心配がないためです。

ただし、PEラインコーティングの代表格ともいえる「PEにシュッ」の成分にも石油系溶剤と記載があるように、PEラインに使用しても問題ないものもある点が厄介です。

(=つまり、石油系溶剤という記載だけでは、PEラインに使えるかどうかは判断できない

そのため、結論としては、PEライン専用のコーティングスプレーを以外を使用する場合は、無溶剤タイプのスプレーを使用するほうが安全です。

本記事では、筆者が実際に使用した結果をご紹介します。

スプレーの使い方

リールとPEライン用スプレー
釣行前にPEラインを巻いたスプールに吹き付けるだけ。

使い方は至ってシンプルで、釣行前にPEラインに向けてスプレーを吹き付けておくだけです。

ただし、スプレーが浸透する範囲は限られるため、新しくラインを巻く際に、20m~30mごとにスプレーを塗布するのがおすすめです。

なお、注意点として、ノットを組む前にスプレーを吹き付けるのは避けましょう。

スプレーはラインをコーティングする性質上、摩擦力を利用してPEラインとリーダーを結ぶノットには相性最悪です。

FGノットのすっぽ抜けの原因にもなりますので、注意が必要です。

ロッドガイドへの吹き付け

ロッドのガイド
ガイドに吹き付けることでラインがガイドに絡むトライブが激減する。

シリコンスプレーは、ラインだけでなく、ロッドのガイドへの吹き付けも非常に有効です。

PEラインがロッドのガイドに絡んでしまうトラブルが格段に減るので、釣行前に、ロッドのガイド部分にも吹き付けるようにしましょう。

ライン自体への吹き付けも重要ですが、ガイドへの吹き付けも同じくらい(むしろこちらのほうが)重要です。

王道シリコンスプレー PEにシュッ!

PEにシュッ!のボトル画像
王道のPEにシュッ!。価格が高いのが難点。

ラインの滑りをよくするために利用されるシリコンスプレーですが、最も釣り人の認知度の高いものが、皆さんご存じの「PEにシュ!」だと思います。

釣り具メーカーのVARIVASさんから発売されていることもあり、こちらを購入しておけば、まず間違いがないのですが、如何せん、価格が高い。

320mlで2800円前後するため、頻繁に使うには、お財布に痛い金額です。

PEにシュッ!の成分表
PEにシュは石油系溶剤を使用している。

成分

石油系溶剤

シリコーンオイル

フッ素オイル

噴射剤

PEにシュッ!は先に記載した通り、石油系溶剤が使用されています。

本品は、PEラインコーティング専用品ということもあり、当然、使用しても問題ない溶剤が使用されていると思われます。

使用感としては、コーティングの持ちが他の製品に比べて極端に良い、悪いといったことはない印象です。

安心して使用されたい方は、お財布には痛いですが、PEにシュッ!の購入がおすすめです。

AZ 滑るグリーン (シリコンスプレー)

AZ滑るグリーンのボトル
AZ社からでている無溶剤タイプのシリコンスプレイー。無溶剤なので安心して使用可能。

無溶剤タイプのスプレーとなるのが、AZ滑るグリーンです。

AZ滑るグリーンの成分表
使用用途に釣り具(リール)やミシン(糸道)等の滑りと記載がある。

成分

特殊シリコーンオイル

噴射剤

成分の起債は上記2つのみ。無溶剤タイプなので、既存のPEラインコーティングがなくなってしまう危険性も低いので、筆者は愛用しています。

使用用途にも、釣り糸の記載はないものの、釣り具(リール)や、ミシン(糸道)等の滑りとあり、安心感があります。

使用感としては、少しヌメッとしており、ラインがコーティングされている感が非常にあります。

実際にAZ 滑るグリーンと塗布して使用した際の状態がこちら。しっかり水をはじいています。

AZ 滑るグリーンを使用した場合の撥水状態
AZ滑るグリーンを使用した場合の撥水状態。水をしっかりはじいていてコーティングされているのがわかる。

20~30投した後の状態がこちら。海水をはじいている状態が続いています。スプールエッジ部分も水をはじいており、十分な効果が出ていることが視覚的にもわかります。

AZ滑るグリーンを塗布したラインが水をはじく様子。
20~30投した後の状態。まだまだ水をはじいており、十分に効果が持続しているのがわかる。

一方で、乾くまでには少し時間がかかるので、釣り場で塗布してすぐに使用するには不向きです。

しかしながら、釣りの前日に塗布するような使い方であれば全く問題はありません。

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KURE シリコンスプレー

KUREシリコーンスプレーのボトル画像
使用者が多いKUREのシリコンスプレー。多くのブログでも紹介されている。

多数のブログでも紹介されているKUREのシリコンスプレー。

こちらのボトル裏面の使用用途を確認します。

使用用途に釣り用リールの記載がある。

AZ滑るグリーンと同様に、使用用途に釣り糸の記載はないものの、釣用リールの記載があります。

これは、無溶剤タイプで、リールのオイル等を溶かす危険性がないためと思われます。

こちらの成分も見ていきます。

KUREシリコーンスプレーの成分表
可燃性液体類(シリコーンオイル)以外の起債はない。

成分

可燃性液体類(シリコーンオイル)

(石油系溶剤は不使用)

成分の内訳記載はなく、可燃性液体類(シリコーンオイル)としか記載がありません。

溶剤の有無は無溶剤のため、溶剤によるPEラインの損傷の心配はありません。

価格も安く、利用者も多いことから安心感があります。

使用感としては、ほかのシリコンスプレーと比較しても撥水効果も十分。

KUREシリコンスプレーを塗布したPEライン。しっかり撥水している。

特段、ヌメッとした感じもそこまでなく、PEにシュッ!とAZ滑るグリーンの中間に位置するような感じです。

価格は一番安いため、大量に使用してもお財布に優しい商品です。

石油系溶剤も入っていないので、PEラインのコーティングが溶ける心配をしなく良い点もいいところです。

KURE ドライファストブル

KUREドライファストルブのボトル
速乾性が高いと多くのブログで紹介されているドライファストルブ。

最後にご紹介するのは速乾性が高いと評判のKUREのドライファストルブです。

まずは、使用用途の確認です。

ドライファストルブに関しては、レジャー用品の記載はあるものの、釣り具関連の記載はありません。

KUREドライファストルブの使用用途説明画像
残念ながら、レジャー用品以外に釣りに関連しそうなキーワードはない。

続いて、成分も見ていきます。

KUREドライファストブルの成分に関する記載
成分は、フッ素系樹脂、石油系溶剤の記載。
KUREドライファストブルの成分に関する記載
大1石油類(炭化水素系溶剤)の記載がある。

成分

フッ素時系樹脂

石油系溶剤(第一石油類(炭化水素系溶剤))

ドライファストルブの使い心地に関しては、速乾性もあり、撥水加工の性能も十分です。

実際にドライファストルブを塗布して利用した際の画像がこちら。

十分な撥水性能です。

ドライファストブルを塗布したPEライン。きちんと撥水している。

しかしながら、実際に使用してみて、大きな難点が。。。

ドライファストブルを塗布したラインが巻いてあるリールを巻くと、なぜかシャーシャー音がします泣

ほかの3つのスプレーを使用した際には発生しなかった現象です。

予想ですが、使用用途にも本品だけ釣り具(リール)の記載がないのは、石油系溶剤により、リールのグリス類が溶解したのでは?と考えています。

しばらく使っていると、シャーシャー音は収まってきますが、なんとも不安な現象です。

石油系溶剤とひとくくりに言っても、成分は様々なので、溶剤が入っていないスプレーを選択するほうが無難だと感じています。

いろいろなブログや、石油系溶剤の説明を確認しましたが、結局は、各製品に成分の詳細が記載されていないため、正確な判断はできません。

数回の使用では、PEラインの劣化も体感されるようなものはなかったのですが、速乾性以外はほかの商品と比較したメリットはありません。

安全策で石油系溶剤がはいっていないスプレーのほうが良と考えています。

まとめ

今回は、PEラインのコーティングに利用できるスプレーを成分や使用用途の確認も含め、比較をしました。

ボトルに成分に関する詳細の記載がないため、化学的に正確な結論が出せないのが非常に残念です。

しかしながら、専用品ではなく代用品を使う場合は、溶剤が入っていないスプレーを選べば、不安なく利用できるかと思います。

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