今回は、以前、和歌山県にてバラムツ釣りをした内容です。
バラムツという魚は知らない方も多いかと思うので、簡単に説明すると、
- 深海魚に分類
- 平均的な全長は120~150cm。大きいものだと体長2mを超える大型魚です。
- 日中は水深500~1000mに生息。
- 日が暮れると浅場(といってもそこそこ深い)水深50~200mまで上がってくる。
そのため、日暮れを狙って釣りを行います。
今回は、少し早く着きすぎたため、周囲を散策。
水がきれいなので、いろんな魚が漁港にもいます。
カニとミノカサゴとゴンズイ玉を発見。
ぼちぼち、暗くなり始めたため、出船!
今回お世話になった船では、ソルティガが3000円でレンタルできたため、タックルはレンタルを使用。
当然、ラインも付いていて、300m巻いてあります。
今回狙うエリアが最大深度約300mのため、もしも完全に底でバイトがあった場合は糸の余裕がない笑
すぐにある程度、底から浮かせないと詰みます。
実釣開始!
初めてのバラムツ釣りだったため、コツコツと小さいアタリを試しに合わせてみると、クロシビカマス?が登場。彼らは合わせた際にスパッとラインを切断してくるので厄介な存在です。
ただ、おいしいということで持ち帰ることに。
「バラムツのアタリは、来たらすぐにわかるよ!」と先輩のIさんが言っていたが、いまいちわからんなぁと思った矢先、ロッドのバットまで伝わるようにゴンゴン!と強いアタリが!!!
思いっきり合わせてファイト開始!初めてのバラムツで大きさはよくわかりませんが、とにかく引く!
水深300mのエリアで250m付近でかけました。少し浮いている模様。
しかし、10分経ってもなかなか上がってこない。。。と、その時、フッと嫌な感触。バレました泣
船長がドラグを確認すると、「少しドラグが強すぎたのかも。口切れしたね。デカそうやったけども。。。」とのこと。
早速やらかしてしまいました。
その後、同船の方々がアベレージサイズを釣り上げていきます。
私も何とか釣りたい!と思っていると、待望の2回目のバイト!
がっつり合わせてファイト開始!
手ごたえ的に、先ほどと同じくらいの大きさに感じます。
なので、先ほど同様、全く上がってきません。
浮いては潜り、浮いては潜りをすでに20回は繰り返しています。
250m付近でかけたため、全身が痛い!
他の方とお祭りすると切れるため、全員(この日は私以外で5名)が竿を上げて待ってくれているので、早く上げたいものの、全く上がってきません。
「これは、結構あると思うよ。」と船長に言われ、魚体が見えると「デカい!」
アベレージの1mは優に超えています。しかし、船を見ると、またすぐさま潜る。
船が見えてから潜るのを繰り返していると、船長が「何回でも付き合ったったらええんや笑」と海の男の発言をされてますが、私自身はもう限界。約30分ほどのファイトを経て上がってきたのは。。。
185㎝のバラムツでした。初チャレンジで大型が釣れて大満足。そして、もう続行する気力はゼロ。
残り時間も少なかったため、あとは先輩たちの釣りを見守ることに。
持ち帰った深海魚はお刺身でいただきました。小骨は多かったですが、絶品でした。
本当はバラムツも持って帰りたかったんですが、唯一釣れた魚体がデカすぎてリリース。
人間の体では分解できないといわれるその味を、次回は堪能できればと思います。