タックルセッティング
ロッド(専用竿)
竿選びのポイント
長さの基準は2.1m
専用竿は繊細なティップと強靭がバットの専用設計が魅力
かぶせ釣りはカキなどの柔らかい餌の身切れ防止に加えて繊細なアタリをとるために専用ロッドがおすすめです。
繊細なティップで細かなアタリを把握しつつ、強靭なバットにより石鯛やコブダイのような大型魚の強烈な引きを受け止めることができます。
おすすめ竿① 伊勢かぶせ釣り
おすすめのポイント
専用ロッドで繊細なティップと強靭なバットが魅力
標準で替えの穂先がついており万が一の破損時も安心
尻手ロープをつける部分も標準装備
ナイロン/フロロ6号まで対応の強靭さ
一番のおすすめは櫻井釣漁具株式会社の伊勢かぶせ釣りの2.1mです。
一時は人気で入荷待ちとなっていた商品です。
最近のロッドと違い持ち手がコルクやEVA素材ではなく、玄人向けを彷彿とさせるざらざらした質感の素材となっています。
かぶせ釣りで有名なYoutuberのBarasista(バラシスタ)さんも使われています。
標準で替えの穂先と専用ケースがついているため、穂先破損のことを考えると定価は25000円前後ですが、かなり割安です。
おすすめ竿➁ 極技 攻 かぶせ
おすすめのポイント
2023年9月の新作で最新技術が詰め込まれている。
新品でも1万円台前半と安価。
初心者におすすめは宇崎日新の極技 攻 かぶせの2.1mです。
2023.9月の新製品となっており、価格も1万3千円台と安価です。
ただし対応ラインがフロロ/ナイロンが0.8~3号までと細いので、80オーバーのコブダイを狙うような釣りにはパワー不足に感じられます。
おすすめ竿➂ クロニクル カブセ遠投 鬼彩
おすすめのポイント
かぶせ釣り専用ロッドの元祖的存在
こちらも宇崎日新の竿でクロニクル かぶせ遠投 鬼彩です。
一時期、プレミアがつくほど人気の竿でしたが、現在は手に入りやすくなっています。
2.4mと遠投の名にふさわしく長いラインナップがあるのも魅力です。
代用ロッド
代用ロッドの選び方
チヌクラスまででアタリの見分け重視:ティップランロッド、タイラバロッド
コブダイ/石鯛の大型魚向けパワー重視:ルアーロッド
まずは手持ちのロッドで試したいという方も多いはず。
狙う魚種によって代用ロッドも変わってきますが、当たりの見分け重視の場合はティップランロッドやタイラバロッドが穂先も柔らかくおすすめです。
一方、コブダイ、石鯛といった大型魚の場合はタイラバロッドなどだとパワー不足で折れる可能性も高いため、パワー重視でルアーロッドを選択しましょう。
リール
おすすめのリール
カワハギ~チヌまで:シマノ3000番 ダイワ:2500番
石鯛~コブダイ:シマノ4000番 ダイワ:3000番
カワハギやチヌを習う場合はフロロ2号前後を利用するため、シマノであれば3000番クラスで十分です。
一方、石鯛やコブダイを狙う場合は、強烈な引きに耐えつつ、ドラグもきつめに占めるため、シマノだと4000番クラスでないと剛性的にも心もとなさがでてきます。
筆者はコブダイ狙いがメインでツインパワー4000XDにフロロ5号のセッティングで利用。
ライン
おすすめのライン
チヌ:ナイロン or フロロ 2号
石鯛/コブダイ:ナイロン or フロロ 5号(ナイロンも可)
筆者はコブダイ狙いがメインのため、ナイロン5号を利用。
根ずれに強いメーカーラインがおすすめです。
魚との距離は近いので、フロロとナイロンは好みによって使い分かるくらいで問題ありません。
ケプラー(ポリラート)
ケプラー(ポリラー)ノット
石鯛、コブダイの強靭な歯対策に必須
5号前後を利用
コブダイと石鯛狙いの場合は歯によるラインブレイクを防ぐためラインの補強は必須です。
おすすめはケプラーによる補強です。
※現在は名前がポリラートに変わっています。
ラインの太さは5号が基準です。
短めの補強(10㎝前後)でOKです。
フック
おすすめの針
クロダイ:チヌ張り5号
コブダイ/石鯛:伊勢針12号
※コブダイはタマンスペシャルがおすすめ
魚種によって当然ながらフックは使い分けます。
コブダイの場合は最低でも伊勢針12号クラスを利用しましょう。
餌
牡蠣
かぶせ釣りでよく使われる餌は殻付きの牡蠣です。
ハンマーで貝柱部分を砕いて身に針を刺して利用します。
バナメイエビ
アルゼンチンエビ
バナメイエビよりも身がネバネバしており、型も大きいため、大型のコブダイ狙いにはもってこいの餌です。