釣り方/仕掛け

サビキ釣りの仕掛けとコツを便利グッズを含め基本から解説!

サビキ釣りの仕掛け

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サビキ釣りとは

サビキ釣りの仕掛け。

サビキ釣りの仕掛け。ハリにエサを模した装飾が施されている。

サビキ釣りとは、サビキと呼ばれる「小さなハリにサバの皮や特殊な繊維を飾りとして付け、魚にエサと思わせるように装飾されたもの」が複数(6個程度)ついているサビキ仕掛けを用いた釣りです。

このサビキ仕掛けの下に、小さなカゴを取り付け、そのかごの中に巻きエサ(オキアミやアミエビと呼ばれるエビに似た形のプランクトン)を詰めて水中に落とします。

その後、竿を使ってエサの入ったカゴを上下に動かし、巻きエサを水中で拡散させます。

この水中で拡散されたエサに寄って来た小魚に、サビキ仕掛けをエサと誤解させて食べさせることで、魚を釣り上げます。

仕掛けを足元に落として上下させるだけのため、ルアーを使った釣りや投げ釣りのように、仕掛けを投げる必要がなく非常に簡単です。

加えて、サビキ釣りに必要な道具一式は安価に揃えることが可能で、釣り方も簡単なため、初心者や子ども、女性でも気軽に楽しめる釣りです。

サビキ釣りの仕掛け。ハリの部分に特殊な繊維による装飾が施してあり、これを魚がエサと間違えて食べることを利用して、魚を釣り上げます。

サビキ釣りで釣れる魚

代表的な魚

アジ

サバ

イワシ

カサゴ

メバル

アジ

アジ。

サビキ釣りのメインターゲットのアジ。

サビキ釣りの代表的なターゲットであるアジ。

夏になると入れ食い状態になることも多く、釣って楽しい、食べて美味しい魚です。

春先や夏の終わりは堤防からだと朝マズメ、夕マズメの時間帯のみしか釣れないことも多いため、意外に釣るのが難しいことも多々あります。

サバ

サバ。

サビキ釣りで釣れる定番ターゲットのサバ。アジよりも引きが強く楽しめる。サビキが絡まることが多い点が難点。

小型のサバもサビキ釣りでよく釣れるターゲットです。

アジと比較すると大きいサイズ(~20㎝)ことも多く、引きが強いため、楽しく釣ることができます。

非常に勢いよく泳ぐため、複数匹同時にかかるとサビキ釣りの仕掛けが絡まってしまうため、注意が必要です。

イワシ

イワシの大群。

群れでよく釣れるイワシ。釣れるときは3桁釣れることもある。

イワシもサビキ釣り定番のゲストです。

回遊性が高いため、釣れだすと入れ食いとなりますが、昨日まで釣れていたのに、今日は全く釣れないなど、釣果にムラがある魚です。

釣具店やSNSの釣果情報を参考にして、釣れているエリアに行くことが重要です。

カサゴ

カサゴ。

根魚代表のカサゴ。サビキではこんな小さいカサゴも釣れることがある。

他の魚に交じって、カサゴもサビキ釣りで釣れることがよくあります。

サビキ釣りで釣れるカサゴは20㎝以下の小さいサイズが多いですが、釣れてうれしいゲストです。

メバル

メバル。

非常に視力の良いメバル。夜に良く釣れる。

目の良いメバルもサビキ釣りで釣れることがあります。

ただし、普通のサビキでは、大半のメバルはサビキの仕掛けを見切ってしまい、オキアミだけをパクパク食べて全く釣れないということもしばしば起こります。

そんな時には、普通のサビキ仕掛けではなく、トリックサビキを使うと効果的です。

※トリックサビキについては後述。

釣れる季節/潮回り/時間帯

釣れる季節

サビキ釣りは年中問わず、魚を釣ることのできる釣り方です。

特に春先~秋にかけて、安定していろいろな魚を釣ることができます。

しかしながら、やはり水温が下がる冬場は、浅いエリアの多い防波堤付近でも釣れる魚の数、サイズ、種類ともにグッと少なくなります。

おすすめの潮回り

月齢と潮回りの関係

月齢と潮回りの関係。大潮が最も干満の差が激しい。

サビキ釣りはオキアミを使った餌釣りのため、一般的には大潮などの干満の差が大きい潮回りのほうがよく釣れます。

ただし、潮回りよりも、魚の回遊のほうが重要で、回遊さえあれば、入れ食いになることも多くあります。

釣れる時間帯

夕掛けの画像。

朝マズメ、夕マズメは特にアジが釣れる絶好の時間帯。

一般的に魚の食いがよくなるとされる時間帯である上げ三分(干潮→満潮に代わってから、2時間程度の時間帯)、下げ三分(満潮→干潮に代わってから、2時間程度の時間帯)で釣れることが多いです。

アジに関しては、夏の豆アジが大量に釣れる季節以外は、朝マズメ、夕マズメ※が特に集中して釣れる時間帯です。

※日の出、日の入り前後の時間帯。

その時間帯以外はアタリが全くないということもよくありますので、集中して釣り上げることが釣果アップに繋がります。

サビキ釣りの仕掛け

サビキ釣り仕掛けの図解。

基本的なサビキ釣りの仕掛け。上カゴ仕掛けと下カゴ仕掛けがある。

サビキ釣りには、竿、リール、糸、仕掛け、エサのほかにも、いくつか必要な道具があります。

ここから詳しく解説していきます。

基本の道具の一式まとめセット

一式セット商品

手っ取り早く一式そろえたい方は、エサも含めたセット商品があります。

一か月保証も付いており、レビューの評価も良い品です。

リール、竿、サビキ仕掛けに加え、エサ(アミエビとワーム素材のイソメ)、水汲みバケツに加え、ハサミとタオル、そして簡単なガイドブックまでついています。

これだけで、サビキ釣りができるセットです。

サビキ釣り仕掛け

色々なサビキ仕掛け。

各社から色々なサビキ仕掛けが発売されている。

ポイント

迷ったら小さいサイズを選ぶ!

基準の大きさ

ハリス:1.0号※

針の大きさ:6号

基本的に、ハリの大きさに比例して、ラインも太く作られています。

釣りに行くエリアや季節によって、釣れる魚の種類や大きさが変わるため、複数の大きさのサビキを準備しておくと便利です。

また、ハリの装飾も各社様々なものをだしているため、色々なサビキを試すことで、その日の当たりパターンを見るけることができます。

大抵のものは「大は小を兼ねる」となりますが、サビキ釣りにおいては、そのエリアの魚が小さいと、大きなサビキ釣り仕掛けには全くとっていいほどヒットしないため、小さめのサイズを購入しましょう

メーカー別のおすすめサビキの記事はこちら。

こちらもCHECK

色々なメーカーのサビキ仕掛け
【メーカー別】おすすめのサビキ釣り仕掛け5選

目次1 サビキ釣りの仕掛けの選び方2 高いサビキと安いサビキの使い分け方法3 メーカー別 おすすめのサビキ仕掛け3.1 コスパ最強 ライズウェイ ピンクサビキ 5号3.2 定番 がまかつ サビキ金袖 ...

なお、うっかり忘れがちなのが、オキアミを入れるカゴです。

忘れずに準備ましょう。

リール

2000円~3000円のスピニングリールで十分釣りが可能です。

サビキ釣りでは、高性能なリールは必要なく、数千円程度の釣り入門用のリールでも十分に釣りが可能です。

また、エサをかごに入れたり、釣れた魚を外す際に、竿やリールを地面に置く回数も多いため、傷がつく可能性も高いので、高価なリールは不向きです。

しかしながら、不意に大物がヒットした際には、仕掛けのラインが細い場合が多いため、ドラグを駆使してやり取りしないとラインが切れてしまうことが大半のため、注意が必要です。

こちらはシマノ製で最も安価なリールの一つのシマノ シエナです。

糸(ライン)もついており、別に購入する必要がありません。

ロッド

シマノ HOLIDAY ISO 400PTS。

筆者はシマノ HOLIDAY ISO 400PTSを愛用。価格も安く、4mと長さも十分で、非常に軽い。

サビキ釣りの仕掛け自体が長いため、磯竿(振出竿)の3m~5m程度の長さの竿が便利です。

一方で、2m前後のルアーロッドなどでも代用可能です。

竿の硬さについては、穂先が柔らかい竿のほうが、魚のアタリを弾きずらいため、釣果アップに繋がります。

アマゾンで評価の高い安価な振りだしの竿いです。

実売2500円程度です。

長さは、3m前後が釣り初心者には使いやすい長さです。

なお、筆者が使っている竿は、実売1万円弱のシマノ竿です。

私自身は釣り歴が20年近く、非常に高価なロッドも多数使ったことがありますが、サビキ釣りでは、本竿でも十分満足のいく性能を持っています。

安物ではなく、ある程度良い品がいいという方には、自信をもっておすすめできる一本です。

ライン

メインラインは、初心者の方には、ナイロンラインがトラブルがなくおすすめです。

太さは3号を基準に選びましょう。

ダイワ製のラインの500m巻きを買っておけば、安心です。

トリックサビキ仕掛け

トリックサビキの仕掛け。

渋い状況で効果を発揮するトリックサビキ。

トリックサビキ仕掛けとは、ハリに疑似餌の装飾がついていない、ハリだけのサビキ仕掛けです。

魚を釣る際には、トリックサビキの仕掛けにオキアミをつけた状態で、そっと海中に落とします。

トリックサビキの仕掛けにオキアミをつけるためには、オキアミを入れるケース(各社から専用品がでています)にオキアミを入れ、その中をサビキ仕掛けを前後させることで、オキアミを各ハリに付けます。

これにより、魚には疑似餌ではなく、オキアミがついたハリを食べさせれば良いため、通常のサビキ仕掛けよりも魚をだましやすくなります。

しかしながら、オキアミがハリから外れやすいため、遠投して使用することができず、足元へそっと落とすか、少し手前に投げる程度でないと、エサがすぐにハリからはずれてしまいます。

通常のサビキとトリックサビキはどちらが釣れるか

夏場のようにアジが入れ食いの状態では、トリックサビキは餌をつける手間があるため、手返しも悪く、通常のサビキのほうがストレスなく釣りができます。

一方で、食いが渋い状況や、メバルなどの警戒心が強く目が良い魚をする場合は、圧倒的にトリックサビキのほうがよく釣れます。

実際に、小型のメバルばかりがエサを食べている状況においては、通常のサビキでは全く釣れなかったメバルが、トリックサビキを使うといとも簡単に釣り上げることができます。

また、エサがハリについている状態なので、置き竿で長時間放置している場合でも、トリックサビキは釣れることがよくあります。

トリックサビキは、エサを入れる専用のケースの準備に加え、投入の度にハリにエサをつける作業が必要になりますが、安定した釣果が望めますので、非常におすすめです。

サビキ釣りに必要な小物

トリックサビキで必要となる道具一式。

トリックサビキで必要となる道具一式。水汲みバケツ、コマセ用のバケツ、竿立てなど、色々な道具がある。

サビキ釣りに必要な小物

【必須のグッズ】

水汲みバケツ×1

ひしゃく

タオル

餌付け(トリックサビキの場合)

【便利グッズ】

オキアミ専用バケツ

フィッシュグリップ

水くみバケツ(2個目)

竿立て

オキアミ用スコップ

ハサミ

サビキ釣りをするためには、竿やリール以外にも、必須の小物からあると便利な小物まで、色々な道具が存在します。

ここでは、小物について説明します。

サビキ釣りに必須のグッズ

水くみバケツ×2個

水汲みバケツ×2個。

水汲みバケツ。2つあると釣った魚を生かしつつ、手も洗えて便利。

オキアミを溶かしたり、釣れた魚を一時的に生かして置いたりと、水くみバケツは必須の装備です。

敢えて二つと書いているのは、2つないと非常に困る場合が多いからです。

大抵の方は、1つを魚を生かしておく用に利用します。

そうすると、手を洗ったり、オキアミに追加の海水を入れたりするためのバケツが確保できません。

また、魚が入ったバケツの水換えなども、魚を入れたまま行うと、当然魚が逃げてしまうので、水くみバケツは、2つ用意する子をおすすめします。

サイズの異なる2つを購入し、重ねて運ぶことでかさばることもないので、2つ準備するように心がけましょう。

大きさが異なる水汲みバケツ2つ。

大きさの異なる水汲みバケツ2つを準備すると、収納が簡単。

水汲みバケツの選び方は、こちらの記事を参考にしてください。

水汲みバケツの選び方

目次1 はじめに2 水汲みバケツの利用目的3 水汲みバケツを選ぶ際のたった2つのポイント3.1 ①大きさ3.2 ②ロープ(長さ、太さ、滑り止めビーズ)4 水汲みバケツのいろいろな違い(オプション)4. ...

続きを見る

なお、上記記事の結論として筆者がおすすめしているのはこちらのバケツです。

まきエサ杓(シャク)

コマセを混ぜるためのひしゃく。

コマセを混ぜたり、近くにまいたりするのに利用するひしゃく。

オキアミを海に寄せエサとして巻く際に必要となる(シャク)です。

また、海水とオキアミを混ぜる際にも利用します。

ピンキリですが、安いものですと、150円程度から購入可能なので、必ず用意しておきたい小物です。

忘れた場合は、エサをまくだけでも一苦労となるので、忘れずに持っていくようにしましょう。

タオルとタオル掛けハンガー

釣れた魚をハリから外す際には、素手で触ると、例えアジでもヒレで手をケガする場合があるため、タオルは必須アイテムです。

ない、タオルハンガーをズボンなどに付けておけば、仮にフィッシュグリップがなくとも、毎回タオルで魚をくるんで外すこともできるので、非常に便利です。

タオルハンガー自体は100均で売っているもので十分です。

注意ポイント

タオルの場合は、タオルにサビキの針が引っ掛かって面倒なことになります。

それが嫌な方は、後述のフィッシュグリップを準備しましょう。

なお、腰から普通のタオルをかけるのはダサい!という方には、ダイワからスタイリッシュな釣り専用のタオルが発売されています。

レビューの評価も良い品です。

サビキ釣りにあると便利なグッズ

オキアミ用バケツ

オキアミ専用のバケツ。

オキアミ専用のバケツ。あるとサビキ釣りが劇的に効率的になる。初めて使った時の衝撃は感動レベル。

筆者イチオシ!

手を汚さずにカゴを上下させるだけでオキアミがカゴに入る優れもの!

サビキ釣りをするすべての人にオススメしたい一品!

コマセをいれる専用のバケツです。

バケツの中央に、オキアミを入れるかごがすっぽり収まるくぼみが作られており、このバケツに、オキアミを多めの海水で溶かしてし、オキアミを入れるカゴをこのバケツの中央にタプタプさせるだけで、カゴにオキアミが簡単に入ってくれるため、手を汚すことなくスピーディにエサの追加が可能です。

筆者も当初は、水汲みバケツにコマセを溶かし、ひしゃくでちまちまいれていたのですが、このバケツを購入した後は、何故これを最初から買わなかったのか思うくらい、最初に本品を買って使った時は感動を覚えるレベルです。

なお、蓋も付いており、オキアミの嫌な臭いも防ぐことができます。

オキアミ専用バケツとコマセカゴ。

中央のくぼみにエサかごがすっぽり収まり、上下させることで、簡単にかごの中にオキアミが入っていきます。

ガーグリップ(ワニグリップ/フィッシュグリップ)

フィッシュグリップ。

魚を掴むのに便利なフィッシュグリップ。

釣れた魚を掴むのに利用するのがガーグリップです。

ワニグリップやフィッシュグリップとも呼ばれます。

タオルでも代用できますが、タオルだとサビキの針がタオルに刺さって面倒なことになります。

また、毒のある魚が釣れた際には、直接手で触ると非常に危険なため、一つは持っておくと便利な小物です。

 

フィッシュグリップでつかんだアジ。

フィッシュグリップでつかんだアジ。手も汚れずハリも外しやすい。

サビキ釣りにあると便利な道具

オキアミ用小型スコップ

コマセスコップ。

コマセをかごの中に入れる際に利用する小型のスコップ。

オキアミをカゴに入れる際に利用する小さいスコップです。

これがあると、簡単にオキアミをカゴの中に入れることができます。

ひしゃくでも代用できますが、こちらのスコップのほうが効率的にオキアミをカゴに入れることができます。

しっかりとオキアミをカゴに入れたいときや、ふたをするタイプのコマセ入れを使う場合は必須のアイテムです。

竿立て

魚が頻繁に釣れることが多いサビキ釣りでは、竿立てがあると非常に便利です。

竿を地面において魚のハリを外していると、誤って竿を踏み折ったり、リールや竿が傷つく原因にもなります。

その点、竿立てがあれば、そういったトラブルなく、安全に魚から針を外すことができます。

価格も安ければ、1500円程度からあるため、一つ持っておいて損はない商品です。

スピード餌付け器(トリックサビキ用コマセ入れ容器)

トリックサビキを使用するうえでは必須のコマセを入れる用の容器です。

この容器の中にコマセを入れたうえで、トリックサビキの仕掛けをコマセにこすりつけて前後させることで、簡単かつスピーディに餌付けが可能です。

なお、本品は、後述の竿立てにはめることができるタイプもあり、竿立てとセットで使うことで、非常に楽に餌付けが可能となります。

なお、竿立てにスピード餌付け器を取り付けることが可能(商品によって、取り付け不可の場合もありますので、購入時に確認しましょう。大半は取り付け可能です。)

ポイントの選び方

サビキ釣りは、釣りを行うポイントでも釣果に大きな差が出ます。

ここでは、サビキ釣りをする上でおススメのポイントについてご紹介します。

まずは目で見て確認

サビキ釣りは足元にいる魚を釣る釣り方なので、水がきれいなエリアでは特に、まずは魚がいるかどうか確認します。

水深が深く底まで見えないエリアの場合は、魚が見えずとも、底付近にいることがあるため、釣れる可能性もありますが、浅場では魚が見えない限りは当然ながら、全く釣れません。

なので、まずは周辺を歩いて、水中を確認し、見える小魚がいないか確認しましょう。

水がきれいで底まで見えているが、全く魚がいません。こういった場所では当然、釣果も望めません。

堤防先端

堤防の先端は潮回りもよく、魚がよく通る場所です。

そのため、魚の回遊待ちをする際には非常に好条件のポイントです。

水深があるため、深場でよく釣れる大型のアジの実績も高いポイントでもあります。

一方、潮の流れが速い=オキアミがすぐに流されてしまう

となるため、魚が釣れだした際も、常にコマセを切らさないようにまかないと、すぐに魚が移動してしまいます。

堤防奥の角

潮の流れが少なく、堤防の角のため、魚がたまりやすい場所です。

コマセの利きもよく、魚が釣れだすと安定して釣れ続けることが多いのが特徴です。

一方、魚がいない場合は、全く釣れないまま一日が終わってしまうということもあるので、釣れない場合は、早めに移動するのが釣果アップの秘訣です。

水深と魚の種類/大きさの関係

基本的に大型の魚ほど深場でエサを待ち構えています。

表層付近で入れ食いという場合には、特に下の方で大型が落ちてきたエサを捕食しているというケースが多いので、積極的に深場を狙うようにしましょう。

サビキ釣りのコツ 誘い方/アタリ/合わせ方

誘い方(通常のサビキ仕掛け)

サビキ釣りでは、カゴに入れたコマセの中にサビキのハリを漂わせることで、魚をだましてハリを食べさせます。

そのため、常に水中で巻かれたコマセの中にハリが同調していることが重要です。

したがって、コマセ入りのかごを落とした後、軽くしゃくってコマセを水中で巻いた後、ラインをまかずに竿先を下に向けることで、巻かれたコマセの中にハリがある状態を保ちます。

竿をしゃくってコマセをまいた後は、竿を動かす必要はなく、竿先をピタッと止めてアタリを待ちます。

コマセは水中でゆっくり沈んでいきますので、コマセが沈んでハリの付近からなくなるまでは、魚がヒットする可能性がありますので、じっと待ちます。

その日の潮の流れにより、コマセが沈むスピードは異なりますが、長くても1分もすればコマセは針の周辺からは沈んでなくなっているため、

再度、竿をしゃくってかごの中のコマセを水中にまきます。

これを繰り返し、魚のアタリを待ちます。

誘い方(トリックサビキ仕掛け)

トリックサビキの誘い方も、通常のサビキ仕掛けの誘い方と基本的に同じです。

しかしながら、トリックサビキの場合は、エサがハリから非常に外れやすいため、竿をしゃくる際には、優しくゆっくりしゃくるようにしないと、エサがハリから外れてしまい全く釣れません。

一方で、トリックサビキは針に直接コマセがついているため、コマセの中にきっちりとハリを漂わせなくとも、十分に釣れます。

仕掛けを変えることで、しゃくらずともコマセが出ていくようにする方法もあります。

ふたをするタイプのコマセカゴをトリックサビキの上部に取り付け、トリックサビキの下部にはおもりをつけます。

これにより、トリックサビキの上部からコマセがパラパラと落ちてくるため、しゃくることなく、一定時間、コマセを少しずつ巻き続けつつ、魚を寄せて釣ることができます。

トリックサビキとは特に相性の良い仕掛けです。

アタリ

サビキ釣りは魚と人との距離が近いため、手元に伝わる形でアタリがわかります。

活性が高い場合は、アタリがあった後も、すぐには引き上げず、少し待つことで、複数匹を同時に釣り上げることが可能です。

合わせ方

アジやイワシといった小魚は口が切れやすいため、強い合わせは厳禁です。

柔らかめの竿を使って釣りをすることが基本なので、アタリがあれば、素早くラインをまくことであわせもかねて、魚をあげてきます。

夏の小魚が爆釣しているときには、魚がばれやすくなったな?と思ったら、ハリの返しを確認してください。

大抵の場合、ハリが小さいこともあり、魚の釣り過ぎによってハリの返しがなくなってしまっています。

返しがなくなるほど釣れた時は、軽く数十匹は釣れているかと思いますが、返しのなくなったハリの部分はカットして、残りのハリで釣りをするようにしましょう。

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