白甘鯛の値段
幻の高級魚と名高い白甘鯛。
甘鯛よりも数段上の味は釣りたての状態で熟成させずとも強烈な旨味があります。
価格はキロ単価1万円が目安で、40㎝を超えてくると大型の扱いとなります。
1.5kg～2キロ近い大型（50㎝前後）ともなると一匹で3万円～5万円もする高級魚です。
白甘鯛の旬
旬は秋から冬にかけてで、一般的に多くの魚が越冬のために脂肪を蓄えている時期でもあります。
一般的にシロアマダイ＞アカアマダイ＞キアマダイの順で高級とされいて、大型になるほど高値で取引され、脂ものっている場合が多いです。
非常に悪くなるのも早く、鮮度が良いものとして、一本釣りのものは高値で取引されます。
白甘鯛が釣れる確率
白甘鯛が釣れる確率
甘鯛と比較して1/100～1/1000以下の確立！
白甘鯛は甘鯛と同じく砂地に穴を掘って隠れています。
釣れるエリアは甘鯛も白甘鯛も同じエリアですが、白甘鯛のほうが極端に数が少ないのが実情です。
白甘鯛を専門に狙っている釣り船もあるので、そういった釣り船に乗って狙ったとしても、当たりすらない場合もあります。
通常の甘鯛が１００匹や２００匹釣れている中で、一匹混じるかどうかといったくらいで、つれない日もあることを考慮すると1/100～1/1000と激レアであるのは間違いありません。
おすすめの食べ方① 刺身
何と言っても王道は刺身。
熟成させずとも旨味が凝縮された刺身は、人生で１，２を争うこと間違いなしの味です。
筆者も初めて食べたときは「熟成させずにこんなに味の濃い魚がいるのか！？」と感動したことをしっかりと覚えています。
おすすめの食べ方② 松笠揚げ
甘鯛というと松かさ上げのイメージが強い方も多いはず。
当然ながら、白甘鯛でも松笠揚げは可能で、刺身で食べられる鮮度の魚をあえて火を通して食べるとまた別格のすっきりとした風味が楽しめます。
170℃に熱した油を掛けることで、鱗が逆立ってカリっと揚がります。
ただし、鱗部分の水分を完全にとった状態でやると、うまく鱗が逆立たないため、少し水分を含んだ状態で揚げるのがポイントです！
おすすめの食べ方➂ 煮つけ
脂ののった魚でおすすめの食べ方の一つが煮つけです。
のどぐろやブリの煮つけは魚の煮つけの中でも有名だと思いますが、その理由は脂がのっている魚は煮つけに向いているからです。
脂ののっていない魚を煮つけにすると、より身のぱさぱさ感が際立ってしまい非常に美味しくない料理となってしまいます。
逆に脂ののった魚の煮つけは非常に美味しく、白甘鯛にも向いた料理です。
